
年が明けてからコツコツと丁寧な山行を心がけていたせいか、やっと納得の行く山行ができました。まぁ結果は撤退しましたが、中身は非常に濃かったです。
やはりバリこそ趣向。
誰も歩いてない道ほど楽しいもんはないです。その心の底には、この景色を独り占めしてるんだぞ!というおおいなる欲望が渦巻いているのですが・・・
地図で見てても、烏帽子山まで遠いから、私のドンソクでは辿り着かない予感はしていましたが、やっぱり辿り着けなかったですね。
どうせ、みんな行くとしたら坂内バイクランドの林道から行くと思うけど、トガスから山を越えて縦走する者は珍しいと思うので、マウントマンの私は今回のルートを思いついたのでした。

順調に川上の発電所の所を一気に駆け上がりました。

振り返れば湧谷山の色々が・・・
ふつくしい・・・
いや、待て、その前に。
イッチ・・・
なーーんでお前おるねん!ブチ○すぞ!
ということで、今日もイッチを引率しての山行となりました。




天気もそこまで悪くないし、私にしてはだいぶ速いペースで歩いてます。川上の発電所の所でヘバらなかったので、あとはトガスの頂上直下の急な所さえクリアすれば、とりあえず核心部は越えれそう。



雪のしまりもよく、これはもう残雪期のソレと見てよいと思ったので、途中からアイゼンはきました。
去年も残雪の頃に来てて、アイゼンさえあればトガスから山を渡れそうとにらんでいたので、今回その念願が叶って良かったです。
天気がよければ、ここもバチクソ綺麗なんですが、登る度に天気が悪くなってきてる件。
私の大好きな大好きな蕎麦粒山ことソムギんも、今日は雲の中・・・
マジやってらんね。
とりあえず、私はアイゼン、イッチはワカンでトガスの頂上めがけて軽快に歩いていきました。
ん?ワカンで行くの・・・足元すでにバキバキに凍ってますが、まぁ今はなるいからなんでもいいんだけど・・・
一応予定では烏帽子まで行くんで、その間谷に下りたり、いけない所は現場判断でルートを変えると説明しましたよね。。。
アタシ・・・^^(ビキビキ
もやもやしながらも、コイツも人の言う事きかないから、とりあえず放置してトガスから未知なるルートへ突っ込みます!!!




画像は地図でいうと、青○の所です。トガスから広い尾根を伝っていよいよ烏帽子を目指します。

ここから、廃林道に下りて烏帽子までイッキに詰める予定でしたがやっぱり甘くなかった・・・




天気は悪かったけど、景色は最高でした。
というか、寒い・・・めちゃくちゃ寒いぞ。
ペットボトルの水が凍ったんだぞ。

遠くにチラチラ烏帽子様のお姿見え隠れしておりまする。
爆風の中、雲に入ったり出たり忙しい人でしたね・・・




さらっと猿の食害。こんな標高高いところにいるんだ・・・冬場は下の里山にいるイメージあるけど、川上の猿はドマゾなんだなぁ。
まぁ、里にはおりないほうがいいよ。恐ろしい猿捕獲大作戦の計画が動いているから、大人しく山にいときなさい。

烏帽子に渡るまでの川上側の山・・・えーっと、椀戸の上の山って言えばいいのかな・・・ここまでは本当に最高な道でした。晴れてたら感動は100倍綺麗な場所だぞ、まちがいない。
だって、ソムギ山がどーんと見えて、門入も見えるでしょう?んで目の前に烏帽子と黒壁がどどどーん!徳山の千回沢山とか、三周も見えてるだろうし・・・
あれもこれも、雨と嵐を呼ぶ男、イッチが悪い・・・
とにかく、奇跡なくらい順調好調な予定で進んでいたので、これは烏帽子取れるんじゃないかと意気揚々としておりました。
予定通り、廃林道に降り立ちましたが・・・

廃、道落ちてないですね。ただの斜面でした。
とりあえず歩いてみたけど、凍っているので足元が不安・・・アイゼンも自らブッ刺しにいかないと刺さらない固い雪だし。斜面だひよけいに踏ん張らないと・・・そしてこれは滑落したらたぶんケガするなって秒で思いました。
ワカンはいてるお前がだよ!
ちょっと歩いてみましたが、イッチがアイゼンに変える気配もないので、この道というかもはや谷をトラバースなんだけど、とにかく危ないのでやめました。
やめて登り返して引き返すことに。
つまり直接あの尾根に乗ることになるんだけど、地図で見るとまぁまぁキツイ尾根だけど・・・わかん大丈夫か???と思いながらも引き返しました。


ほら・・・

ほら。
やっぱり傾斜が厳しくてアイゼンに履き替えるイッチ。
そもそも尾根一つ間違えてて、谷を降りてましが、体感ほぼ崖でした。ピッケルないと危険が危なかったwww

命からがら、とりあえず廃林道に着地。
もうここまでで、けっこう時間もロスしたし、何よりもくたびれた・・・
この辺で心折られてますし、お昼も回ってますしね・・
烏帽子目の前にして、撤退の空気が濃厚になってきました。
まぁヘッテン行動でもよかったんですが、ワシ夜から仕事だし・・・
とにかくさぁ。
こんな山の上まで道をつけに来た川上or徳山の人すごいよ。
烏帽子に道をつけに来た記憶がありますって証言もゲットしてますが、ほんと揖斐の山に登ると人の仕事の形跡がどんな山奥にでもあるから、ほんとマジでとても尊敬してます(語彙力



やせ尾根、潅木藪、チロチロ笹とシャクナゲ見えてたので、夏は藪あるんだろうなぁと思いつつ撤退の決断を下す。
ここからは椀戸の谷へ下りて、またもや廃林道に着地することに。
いやはや無念、目の前にして無念だわ。
後ろ髪ひかれながらも、ワンドに向けて尾根を下ります。
造林もしてあるから、どうせ荒れてるだろうし・・・嫌な予感しかしなかったけど。

雪がしまっていたせいか、踏み抜くこともそれほどなく、しかし適度に歩きにくい感じで藪出してきたりするからほんと意地悪。
こんなのイジメだよぉ!
山やってて初めてだよぉ!
と、いつぞや北アルプスの爺ヶ岳の種池山荘の前で大声でマウント取ってたオジサンの真似をしながら下ってましたwww
この爺オジサンのモノマネは自分の中では鉄板です!
楽しんだもんがちだよ、こんなの。

この木はクマさん大人気のようで、いっぱい爪あとありました♪
クマも会いたいんだけど、なんしか山におらん。去年も主要な尾根は歩いたけど、熊の痕跡ほぼ皆無・・・
逆に林道とかにはあったから、別の山にいたのか、谷にいたのか・・・素人には見つけられませんでした。


ワンドの林道も上から見てると圧巻ですね。
なんというか、ほんとこんな所に道つけたねぇ。しかも吹きツケまでしてかなりの気合のいれよう。

廃林道も斜面だったので、シャクシャクと音をたてながらアイゼンで余裕の走破。
そんなことより、
カップラーメン忘れて
怒りと悲しみで祟り神になりそうだった件。
トガスからご飯節約してたし、お腹すいてイライラしてました(笑
そう、この大荷物の中のほとんどは水と食料とおやつっていうね。
エイドキットとか、もはや最近持ち歩いてないしw
ガブガブ水飲んで、バクバク飯とお菓子を食らう、それが私の登山スタイルです。
だから、私の裸を見たら本当にその腹で山登りなんてしてるん?ていうくらいブヨブヨなんですわwwww

とりあえず、夜叉ヶ池いく林道に着地。
疲れたけど、心はピカピカでした!
あーー楽しかった。